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(平成24年7月19日)第4回原子力防災連絡会議(平成24年度第1回)

1 開催日時

平成24年7月19日(木)午後2時から4時まで

2 開催場所

島根県原子力防災センター(島根県松江市中原町52番地)

3 出席団体

  島根県、松江市、出雲市、安来市、雲南市
  鳥取県、米子市、境港市

4 会議結果の概要

(1)避難計画の検討状況について

ア 報告

島根県

•広域避難計画について、9月頃を目処に県と4市で共同して策定。

•平成24年2月に策定した避難先地域割当案を基本にする。

•国の指針や地域防災計画(原子力災害)等も踏まえ随時見直し。
鳥取県
•全般避難計画(案)を策定中
•基本的事項、スケジュールは島根県等と調整しつつ進める。

イ 意見

(雲南市)•県が率先してリードすべき。市の意見を取り上げる場、WG等の措置が必要。

→回答(島根県)まずは役割を決め、避難先を確保することが重要。必要に応じて他機関も含め参加を要請する。


(2)モニタリングポストの配備計画について

ア 報告

島根県(今後、固定局を10km圏に10箇所、30km圏に3箇所、可搬型を50km圏に50箇所(うち19箇所は更新)設置予定)

鳥取県(固定局を30km圏に2箇所、可搬型を30km圏に4箇所、設置予定)

イ 意見(出雲市)

•誰もがデジタルデバイドなく見られる仕組みが必要。テレビのデジタルニュースなど検討すべき。

→回答(島根県)情報提供は重要なので、取り入れられるものは取り入れる。


(3)原子力安全規制組織等の見直しに係る状況について

説明(島根保安検査官事務所)

•原子力規制委員会設置法が6月に成立。

•原子力規制庁の設置のほか原子力災害特別措置法の施行は、9月頃(公布日から3ヶ月以内。)

•原子力災害対策指針は施行後、告示。

(4)地域防災計画(原子力災害編)の見直しについて

説明(島根県)

•県市とも、2~3月までに地域防災計画(原子力災害編)の改定が必要。※鳥取県も同様。

(5)原子力防災訓練の実施について

ア 説明(島根県)

•訓練内容の詳細については、今後、関係機関による「主要機関会議」で検討。

 〈提案のあった訓練案〉

•実施時期は、平成25年1月

•現在、策定中である広域避難計画に基づいた住民の実働避難訓練

•計画の実効性の検討及び課題の洗い出しを目的とし、住民の避難措置のほか、避難所の開設、運営、要援護者の移送、緊急時モニタリング訓練など。

イ 意見

鳥取県 実施の前提条件として避難計画等の完成が必要。(計画の検証)。

出雲市 実施にあたっては、中国電力の協力も得てプラント等の勉強会※が必要。(※7月27日2県6市で共同学習会を開催)
安来市 道路渋滞の情報、自衛隊の活動状況、避難所の受け入れ状況が入る訓練が必要。