
(2025年2月20日)島根原子力発電所2 号機格納容器雰囲気モニタの不具合に伴う立入調査
1 発生事象
(1)日時 2 月20 日(木)午後7 時
(2)場所 島根2号機原子炉建物
(3)状況 19:00 格納容器雰囲気モニタのうち「格納容器水素濃度(B 系)」、「格納容器酸素濃度(B 系)」が監視不能な状態であることが確認されたため、運転上の制限(LCO)の逸脱を判断した
19:05 当該機器が故障状態にあることが運転員に分かるように明示した
19:55 代替パラメータが動作することが確認された
19:55 代替パラメータが動作することが確認された
(4)影響 プラント状況に異常なし

2 立入調査
(1)日時 2 月20 日(木)午後11 時30分~21日(金)午前0時30分
(2)場所 島根原子力発電所
(3)立入者 鳥取県職員、(同行者)米子市及び境港市職員
・立入調査結果 [pdf:66KB]

3 参考
○島根原子力発電所に係る鳥取県民の安全確保等に関する協定(抜粋)
(立入調査)
第11 条 甲、乙及び丙は、発電所周辺の安全を確保するため必要があると認める場合は、丁
に対し報告を求め、又は甲は、甲の職員を発電所に立入調査させることができるものとする。
2 丁は、前項の立入調査に協力するものとする。
○島根原子力発電所に係る鳥取県民の安全確保等に関する協定の運営要綱(抜粋)
(立入調査)
第8 条
2 乙及び丙は、発電所周辺の安全を確保するため必要があると認める場合は、乙及び丙の職
員を発電所に立ち入らせて確認させ、意見を述べることができるものとする。

4 運転上の制限(LCO)の逸脱
原子炉の安全性を維持するため、必要な動作可能機器等の台数や運転状態ごとに遵守すべき運転上の制限事項を保安規定に定めており、これを満足しない状態になると「運転上の制限(LCO)の逸脱」を宣言し、事業者は速やかに復旧措置を行います。仮に逸脱の場合、他のシステムや機器等で安全機能を代替でき、冗長性(バックアップ)が確保されています。

5 中国電力のプレスリリース
