(平成27年6月30日)不適切事案に対する現地確認(第1回)

 中国電力(株)から報告のあった「中国電力島根原子力発電所における低レベル放射性廃棄物のモルタル充填に用いる流量計の虚偽報告事案」について、鳥取県では「島根原子力発電所に係る鳥取県民の安全確保等に関する協定」第11条に基づく現地確認を米子市、境港市と合同で実施しました。

1 日時

平成27年6月30日(火)17時から20時50分

2 場所

島根原子力発電所(島根県松江市鹿島町片句654-1)

3 確認者

鳥取県職員(原子力安全対策監、原子力安全対策課、西部総合事務所)、米子市職員、境港市職員

4 確認事項

  • 外部への影響がないことの確認

 発電所の排気筒モニタ、放水路水モニタ及び敷地境界モニタリングポスト、エリアモニターの値を確認し、平常の値であり、環境へ影響がないことを確認

  • 中国電力(株)からの説明と聞き取り

 関係書類の提示を求め事実関係を確認(固形化設備の添加水流量計等の校正)

  • 現地確認

 搬出を中止したドラム缶の保管状況と漏洩等がないことを確認

 低レベル放射性廃棄物の保管状況の確認

  • 指示事項等

 今回の事案は重大な問題であると考えており、引き続き、調査、確認等を行っていく