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(平成25年1月11日)製錬転換施設の廃棄ダクトからの水滴の漏出に関する県への報告について
平成25年1月4日、独立行政法人日本原子力研究開発機構人形峠環境技術センターの製錬転換施設において、排気ダクトから水滴が漏出したことについて、次のとおり報告を受けました。
なお、今回の事案では、県は、情報連絡室を設置し、現地での確認を含めて情報収集を行うとともに、人形峠環境技術センターに対して、文書で申入れを行っています。
なお、今回の事案では、県は、情報連絡室を設置し、現地での確認を含めて情報収集を行うとともに、人形峠環境技術センターに対して、文書で申入れを行っています。
1 日時
1月11日(金)14時~15時2 場所
危機管理局長室(県庁第二庁舎3階)3 報告者等
(1)人形峠環境技術センター
・環境保全技術開発部環境技術課 課長 植地 保文
・総務課 課長代理 白水久夫
(2)鳥取県
・危機管理局長 城平守朗
4 報告項目
・原子力施設故障等報告書 [pdf:924KB]
(参考)
- 1月4日、作業員が製錬転換施設をパトロールしていたところ、非管理区域にある排気ダクトから水のにじみを確認。漏えいした水の放射性物質の測定を行ったところ、微量の放射性物質(α:0.2Bq/cm2、β:0.34Bq/cm2)を検出。
- 漏えい箇所については発見後、直ちに漏えい箇所をビニールシート等で養生し、その後、当該ダクトをコーキングして止水。
- 漏えいは微量(3分に1滴程度)であり、排気モニタや施設内の放射線モニタに有意な変動はなく、外部への放射性物質による影響、作業員の被ばくはない。
5 参考事項
- 核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第62条の3の規定に該当する原子力規制委員会への報告事項
- INESによる暫定評価
今回の漏えいは微量であり、今後の事象の進展も考えにくいことなどから、INESレベル0の「安全上重要ではない事象」と評価 - 製錬転換施設
ウラン鉱石からウラン濃縮用原料(六フッ化ウラン)を製造する施設。現在は、製錬転換を実施していない。