鳥取県は、4月11日付けで中国電力から島根原子力発電所1号機の第6回定期事業者検査計画について連絡があったことを受けて、米子市及び境港市と連名で下記のとおり申し入れを行いました。

 2025年5月7日(水) 13時30分から13時40分

危機管理部長室

 中国電力株式会社鳥取支社副支社長 外園 壮 
 鳥取県危機管理部長 浜田 定則

定期事業者検査の実施に当たっては、住民の安全確保及び環境の保全を図ることを最優先に、安全かつ遺漏なく実施すること。 作業に伴う被ばくの低減を積極的に進めるとともに、全ての作業従事者の被ばく管理に万全を期すこと。 定期事業者検査期間中に行う検査については、作業管理や品質管理に万全を期すとともに、不具合を発見した場合の不適合管理等も適切に行い、遺漏なく確実に実施すること。 異常が確認された場合には、遅滞なく適切な措置を講ずるとともに、その内容について速やかに報告すること。 定期事業者検査の実施状況については、県民に分かりやすく情報提供すること。
本日、島根県も中国電力に対して同様に申入れを実施。


《参考》定期事業者検査
 核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第43条の3の16第2項に基づき、廃止措置中も維持しなければならない設備が技術上の基準に適合していることを定期的に確認する検査である。13か月ごとに行うことが義務づけられている。



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