(平成19年3月9日)放射性物質漏洩痕跡

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[2007/03/09 15:39]
日本原子力研究開発機構人形峠環境技術センター(岡山県鏡野町)においては、3月1日から、施設内の製錬転換施設の放射性物質の漏えいの有無について一斉点検を行っていたところですが、管理区域内で新たな漏えいの痕跡を確認したとの連絡がありました。


2007/03/08の事例と同一室内において、新たに放射性物質による漏洩痕跡、固着物が発見されたことに伴う資料提供です。


1 確認日時
 3月9日(金) 午後2時47分頃

2 確認場所
 廃液処理室(1) (管理区域内)

3 確認数
 1か所

4 測定結果(最大値)
 3月9日(金) 午後2時53分(測定結果速報の報告を電話で受信)
 アルファ線 13ベクレル / 平方センチメートル
 ベータ・ガンマ線 14ベクレル / 平方センチメートル

※ 国への報告が必要なレベルの値であるが、先般の漏えいと一連のものとして取り扱い、また、物質の状態を考慮して法令報告に該当するかどうか国と調整中とのこと。

【参考:管理区域内の表面密度限度の基準】 
アルファ線 4ベクレル / 平方センチメートル
ベータ・ガンマ線 40ベクレル / 平方センチメートル

5 その他
 事故の区域外への拡大のおそれはないとのこと。
 現在のところ、環境への影響及び、被ばくはないとのこと。


※漏えい拡大のおそれはないが、ビニールシートで覆う等の応急措置を実施した。
(15:52追記)
(16:52修正。「実施する」→「実施した」に修正)



[17:26追記]

独立行政法人日本原子力開発機構が発表したお知らせはこちらからご覧ください。

一斉点検実施中における製錬転換施設での放射性物質の漏えい痕跡・固着物の確認について(お知らせ)

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