■（平成26年11月7日）九州電力（株）川内原子力発電所1，2号機再稼働の地元同意
本日、鹿児島県知事が九州電力川内原子力発電所1、2号機再稼働に同意しました。
今後、原子力規制委員会による工事計画認可や保安規定変更認可、使用前検査などの手続きが進められる見込みです。
【知事コメント（平成26年11月7日）】
地方それぞれの事情があっての判断だろうから、川内原発が、他の地域の再稼働判断のプロセスを規格化するもので
ないと受け止めている。
周辺地域の意向も含めて、安全を第一義として国や中国電力は判断するよう求めてきており、これからもそういう姿勢で臨んでいきたい。
（参考）川内原子力発電所をめぐるこれまでの動き
【2011年】
3月11日 東京電力福島第一原子力発電所事故が発生
5月10日 九州電力川内原子力発電所1号機、定期検査のため停止
9月 1日 川内原子力発電所2号機、定期検査のため停止
【2012年】
9月19日 原子力規制委員会が発足
【2013年】
7月 8日 原子力発電所の新規制基準が施行。九州電力は川内原子力発電所1、2号機の審査申請
【2014年】
3月13日 規制委が川内原子力発電所の審査を優先的に進めると決定
4月11日 新エネルギー基本計画を閣議決定
7月16日 規制委が川内原子力発電所の審査書案を公表。一般から意見募集
9月10日 規制委が川内原子力発電所の審査書を決定。「新基準に適合」と判断
10月 9日 鹿児島県などが審査書の住民説明会を開始（～20日）
20日 薩摩川内市議会の特別委員会が川内原子力発電所の再稼働に賛成する意見書を採択
24日 九州電力、川内原子力発電所の補正申請書を規制委に提出
28日 地元の薩摩川内市議会と市長、再稼働に同意
11月 3日 経済産業相が川内原子力発電所を視察。伊藤祐一郎知事と面談し、「事故が起きた場合は国が責任を持って対処す る」と表明
7日 鹿児島県議会と伊藤知事、再稼働に同意
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