平成29年12月25日における鳥取県、米子市及び境港市の連名による1号機第1回施設定期検査計画に係る中国電力への文書申入れに対し、鳥取県は12月27日にこの申入れに対する回答を得ました。
平成29年12月27日(水)午前10時30分~10時45分
鳥取県危機管理局長室
中国電力株式会社 島根原子力本部企画部部長 原田 武信
鳥取県危機管理局長 安田 達昭
同 原子力安全対策監 水中 進一
(1)施設定期検査の実施にあたっては、住民の安全確保および環境の保全を図る
ことを最優先に、周辺環境に影響が及ぶことのないよう、安全かつ遺漏なく実
施します。
(2)施設定期検査の作業にあたっては、積極的に被ばく低減対策を実施するととも
に、全ての放射線業務従事者について、法令の定めるところに従うことはもと
より、十分な教育ときめ細かな管理を行うなど、被ばく低減に万全を期します。
(3)施設定期検査期間中に行う検査については、作業管理や品質管理に万全を期す
とともに、機器の不具合を確認した場合には、不適合管理等を適切に行うなど、
遺漏なく確実に実施します。
(4)施設定期検査において、異常な傾向が認められた場合には、遅滞なく適切な措
置を講ずるとともに、その内容について速やかに報告します。
(5)施設定期検査の実施状況については、分かりやすい情報提供に努めます。
(中国電力)
・積極的な情報公開と安全確保を最優先に施設定期検査を進めていく。
(県)
・施設定期検査の実施においては、安全第一に作業を行うとともに、その実施
状況について住民や関係自治体に逐次詳細な情報提供をお願いしたい。
同日(12月27日)、中国電力は米子市及び境港市に対しても、申入れの回答を実施。