鳥取県では、機能別の原子力防災訓練を実施しました。
原子力災害時に避難誘導や避難待機時検査などを行う自治体職員等が、その際に着用する防護服等の着脱を陸上自衛隊第8普通科連隊(米子市)の支援を受けて行いました。
防護服は、新型コロナウイルス感染症対策でも使用することから、毎年実施している原子力防災訓練の一部を前倒しし、鳥取県西部7町村の「新型コロナウイルス感染症対策講習会」と連携して実施しました。
訓練映像(とっとり原子力防災動画チャンネル)
日時
令和2年4月17日(金)13時30分~15時30分
場所
南部町天津交流センター(鳥取県南部町福成1452-1)
参加者
鳥取県西部7町村等(約70名)
訓練内容
新型コロナウイルスの概要
防護服の着脱要領
消毒液の作成要領
部屋等の消毒要領
当日の訓練内容である防護服の着脱要領は、陸上自衛隊のホームページで「自衛隊式感染症予防」として動画(YouTube)で公開されています。
出典:陸上自衛隊Webサイト(https://www.mod.go.jp/gsdf/)
・タイベックスーツ装着編
・タイベックスーツ脱衣編
・ガウン着脱編
・車内の養生編
・手洗い編
・マスク着脱編
・咳エチケット編
参考
原子力災害時において、自治体職員は防災業務関係者として、住民の避難誘導や避難退域時検査などに従事します。この際に、従事者の安全を確保する目的で、作業従事中の放射線の量を測る個人線量計や防護服の着用等を行います。
防護服は、不織布という特殊な繊維で出来ており、身体や衣服に放射性物質が付着することを防ぐ目的で衣服の上から使用します。
訓練写真
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