平成26年度第11回鳥取県原子力防災専門家会議を開催しました。
原子力規制委員会で開始された島根原子力発電所2号機に係る新規制基準適合審査の状況について確認するとともに、原子力防災に関する施策等について技術的助言をいただくことを目的として、次のとおり第11回原子力防災専門家会議を開催しました。
1 日時
平成26年5月19日(月)午後1時30分~3時30分
2 場所
鳥取県災害対策本部室(県庁第二庁舎3階)
3 出席者
(1)委員
鳥取県原子力防災専門家会議委員
(2)県関係者
副知事、危機管理局長、原子力安全対策監
(3)中国電力
芦谷副本部長、長谷川副本部長等
(4)オブザーバー等
県(福祉保健部、生活環境部、中部総合事務所、西部総合事務所)、県警察本部
米子市、境港市、三朝町、中部消防局、西部消防局
4 主な議題等
議題及び主な結果
(1)島根原子力発電所2号機の適合性審査の状況等について
新規制基準適合性審査の状況(主に活断層評価、地下構造等)、汚染水の検討状況(口頭)、フィルタベントへの有機ヨウ素フィルタの追加設置、設備不具合の状況等について、中国電力から説明を受け、質疑応答を行いました。
<主な意見等>
・活断層評価だけでなく、周辺の地下構造との関連も含めて検討すべき。
・活断層評価の手法の妥当性はどうか。
(2)平成25年度環境放射線モニタリング結果の評価について
島根原子力発電所及び人形峠環境技術センターに係る平成25年度の環境放射線モニタリング結果について評価が行われ、特に異常等のないことが確認されました。
<主な意見等>
・データはグラフ化すること。
・島根原発についても一時的に線量増のケースに係る評価を行うべき。
(3)平成26年度原子力行政の取組について
本年度の取組方針(避難計画の深化と体制の整備)、原子力防災訓練の計画概要等について説明を行い、次のような意見等をいただきました。
<主な意見等>
・住民が避難経路に慣れるような啓発活動が必要。また、ガソリン補給体制の構築が必要。
・被ばく医療も福島では課題が多かったので、訓練等が必要。
(4)その他
5月15日に実施した知事の福島県視察結果の概要を報告しました。
各資料
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