放射線防護対策施設
放射線防護対策施設
鳥取県では、島根原子力発電所のUPZ(緊急時防護施設を準備する区域:概ね30km)において、早期の避難が困難である等の理由により一定期間その場にとどまらざるを得ないことを想定し、病院等医療機関・社会福祉施設等の放射線防護対策を進めています。
これら施設については、気密性の確保、放射性物質の影響緩和(外気の放射性物質除去フィルター等)等の対策を講ずることとしています。
なお、これら施設については耐震性や津波の影響に問題がないことを確認しているとともに、鳥取県地域防災計画に位置付けし、整備を進めています。
これら施設については、気密性の確保、放射性物質の影響緩和(外気の放射性物質除去フィルター等)等の対策を講ずることとしています。
なお、これら施設については耐震性や津波の影響に問題がないことを確認しているとともに、鳥取県地域防災計画に位置付けし、整備を進めています。
放射線防護対策の基本的考え方
1 施設内の放射線を外部と比べて低減させる
2 外部からの放射性物質の流入を防止する
3 外部からの汚染持ち込みを防止する
↓
1 施設内の気密性を高め、併せて施設内の気圧を高める
2 入退出の区画を区切る
2 外部からの放射性物質の流入を防止する
3 外部からの汚染持ち込みを防止する
↓
1 施設内の気密性を高め、併せて施設内の気圧を高める
2 入退出の区画を区切る
(出入りの際に外部の空気が施設内に入り込まないようにすると共に、外部で靴や服などに付着した放射性物質を持ち込まないための、脱衣等のための区画を形成)
施工例
1 気密性の確保
・二重窓やはめ殺しの窓への交換、窓の隙間へのシール など
2 施設内の陽圧化(気圧を高める)
・非常時外気取入れユニットの設置
(放射性物質を除去するフィルターを通して、施設内に外気を送りこむ)
3 入退室の区画形成
・風除室の設置、入口付近に防火シャッターやパーテーションなどで区画を形成
4 その他
・非常用電源の確保(非常用発電機及びオイルタンク)
停電時においても、放射線防護対策機能を維持
・二重窓やはめ殺しの窓への交換、窓の隙間へのシール など
2 施設内の陽圧化(気圧を高める)
・非常時外気取入れユニットの設置
(放射性物質を除去するフィルターを通して、施設内に外気を送りこむ)
3 入退室の区画形成
・風除室の設置、入口付近に防火シャッターやパーテーションなどで区画を形成
4 その他
・非常用電源の確保(非常用発電機及びオイルタンク)
停電時においても、放射線防護対策機能を維持
実施状況
(平成24年度)
鳥取県済生会境港総合病院住所 〒684-8555 鳥取県境港市米川町44番地
工事箇所
北病棟西側 24室(64床)
工事内容
窓や建具のシール等を交換し、気密性の向上を図る。
「非常時外気取入ユニット」を屋上に設置し、導入外気の浄化を行う。
1階(職員玄関等)に汚染検査可能な区画を設置する。
工事期間
平成25年11月1日~平成26年3月26日
(平成25年度)
社会福祉法人しらゆり会「光洋の里」住所 〒684-0072 鳥取県境港市渡町2480
医療法人・社会福祉法人真誠会「弓浜ホスピタウン」
住所 〒683-0104 鳥取県米子市大崎1511−1
鳥取大学医学部付属病院
住所 〒683-8504 鳥取県米子市西町36番地の1