特別な監視体制

概要

 島根2号機において12年ぶりとなる原子炉起動が予定されています。鳥取県は安全を厳しく監視する立場から、特別な監視体制を取ります。燃料装荷と原子炉起動には幹部職員が立会して作業を確認します。
◆12月7日の原子炉起動に際し、鳥取県は職員の現地派遣、県庁における監視・連絡体制を実施

再稼働の流れと県の確認

中国電力の作業 実績日時 県の確認
10月 燃料装荷 10月28日~11月3日 (10/29)作業にトラブルないことを『立会確認
(10/30)作業にトラブルないことを中国電力に確認
(10/31)作業にトラブルないことを中国電力に確認
(11/1)作業にトラブルないことを中国電力に確認
(11/3)トラブルなく完了した旨の連絡を受信
11月 起動前準備 1 制御棒駆動機構機能試験(11月5日~7日)
2 原子炉圧力容器復旧作業(11月7日~20日)
3 原子炉圧力容器漏えい検査(11月22日~23日)
4 原子炉格納容器復旧作業(11月24日~27日)
5 原子炉格納容器漏えい率検査(11月28日~30日)
(11/11)定期事業者検査状況報告で実施結果を確認
(11/18)定期事業者検査状況報告で実施状況を確認
(11/25)定期事業者検査状況報告で実施状況を確認
(11/26)格納容器復旧作業の視察
(12/2)定期事業者検査状況報告で実施状況を確認
12月 原子炉起動 (12月7日)
9:15 試験使用承認書を交付
15:00 原子炉起動
16:50 臨界到達
(12/6)原子炉起動に係る特別監視会議
(12/7)原子炉起動の現地の立会確認
モニタリング値に異常はありません。
(12/9)定期事業者検査状況報告で実施状況を確認
12月 起動試験 発電機仮並列(12月12日) (12/12)発電機仮並列は予定どおり実施された旨の連絡を受信
(12/12)原子炉水位計の一時的オーバースケール
(12/14)6時頃、雷の影響で島根原発敷地境界モニタリングポストの測定値(線量率)の一時的な上昇が確認された。
鳥取県のモニタリングポストの測定値では上昇していないことを確認
<弓ヶ浜半島内の空間放射線量率(μSV/h)>
・米子局0.054(5時50分)、0.056(6時10分)
・境港局0.055(5時50分)、0.061(6時10分)
・彦名0.035(5時50分)、0.037(6時10分)
・夜見0.045(5時50分)、0.047(6時10分)
・和田0.037(5時50分)、0.038(6時10分)
・大篠津0.042(5時50分)、0.043(6時10分)
・外江0.032(5時50分)、0.035(6時10分)
・余子0.037(5時50分)、0.042(6時10分)
・中浜0.035(5時50分)、0.038(6時10分)
12月 中間停止 中間停止(12月15日~21日) (12/14)原子炉停止は予定どおり実施された旨の連絡を受信
(12/16)定期事業者検査状況報告で実施状況を確認
(12/23)定期事業者検査状況報告で実施状況を確認
12月 発電機並列(再稼働)
(12月23日)
13:00 発電機並列
(12/23)発電機並列(再稼働)の視察
12月 定格熱出力到達 (12月27日)
4:00 定格熱出力一定運転開始
(1/6)定期事業者検査状況報告で実施状況を確認
1月 営業運転再開 (1月10日)
15:10 営業運転再開
(1/14)定期事業者検査状況報告で実施状況を確認

原子炉起動の進捗(中国電力HP)