令和2年版原子力防災ハンドブックの多言語版を作成しました。
英語版(Nuclear Emergency Preparedness Handbook)、ロシア語版(Готовность к радиационным аварийным ситуациям Руководство)、ベトナム語版(Vietnamese version)、韓国語版(Korean version)、中国語(簡体字)版(Simplified Chinese)、中国語(繁體字)版(核能防災 手冊)を作りました。
このたび、鳥取県では、外国人の方に放射線と原子力の基礎知識や災害時における対応、鳥取県の環境放射線モニタリング情報、住民避難計画などの情報を分かりやすくお伝えするため、既に県内の全戸に配布している原子力防災ハンドブック〔令和2年版〕の多言語版を作成しました。
作成した言語は、英語、ロシア語、ベトナム語、韓国語、中国語(簡体字)、中国語(繁體字)の6言語です
外国人の方に、普段から手元に置いて原子力災害から身を守るためのポイントや災害時の情報収集ツールなどについて外国人が理解できる言語で提供することにより確認していただき、万一の災害発生時にも落ち着いて行動できるよう役立てていただきたいと考えます。
必要の際はダウンロードしてご活用願います。鳥取県、米子市、境港市等の窓口で適時配布するとともに、公益財団法人鳥取県国際交流財団の窓口でも閲覧・配布を行っています。
【主なポイント(内容)】
・放射線とは? 原子力災害とは?
・原子力災害の情報をどう入手するのか?
・どの道を通って、どこに避難すればいいのか?
・どこで怪我の治療をしてもらえるのか?
・災害に備えて準備しておくもののリストは?
なお、多言語のハンドブックは原子力防災アプリでもご覧いただけます。
※日本語版「原子力防災ハンドブック」
英語版(Nuclear Emergency Preparedness Handbook)
ロシア語版(Готовность к радиационным аварийным ситуациям Руководство)
ベトナム語版(Vietnamese version )
韓国語版(Korean version)
中国語(簡体字)版(Simplified Chinese)
中国語(繁體字)版(核能防災 手冊)
■参考情報
・鳥取県には、現在約4,739人の外国人登録者*がおられます。
*米国99人、英国30人、ロシア20人、ベトナム1,213人、韓国882人、中国929人、台湾68人等
(出典:法務省「都道府県別 国籍・地域別 在留外国人調査」(2019年6月))
・外国人の中には、言葉や文化の違いなどから、原子力災害時において自らを守り、適切に対応するため、様々な支援を必要とされる方がおられるため、鳥取県地域防災計画(原子力災害対策編)において「「要配慮者*」に位置付け、多言語情報の提供の充実等を行う。特に、原子力防災パンフレットを多言語化するなど平時から外国人対応に備えておくものとする」こととしています。
*要配慮者(高齢者、障がい者、外国人、乳幼児、妊産婦、傷病者、入院患者等)